Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「も、もう信じられない。仕事を始めますよ社長」


「クッククク…はいはい」


まだ笑ってるよ。


社長室を出て自分の席へ


パソコンの電源をオンにして


さ、今は仕事。


―――


――





ガチャッ!


「今日はもういいぞ」


「はい、ありがとうございます」


丁度一段落したところ。


社を出て保育園へ陽菜を迎えに。


「ママ~」


「陽菜、ただいま」


「おかえりなしゃい」


陽菜は真人君と和人君と一緒に出て来た。


和人君を抱いて瑞穂さんが迎えに来るのを待って家へ


「あれ、ママ」


「うん?」


車の中で


「おにいちゃんをむかえにいきゃないの?」


藤倉の家を通り過ぎて我が家へ


「涼は今日はお祖父ちゃん所にお泊まりするのよ」


家に入り着替えをさせながら


「えっ?おじいちゃんとこにおとまりしゅるの?ひなは?」


「陽菜はお家でママやパパと一緒だよ」


「おにいちゃん…かえってこにゃいの?」


「だって陽菜はお兄ちゃん嫌いなんでしょう?じゃあお兄ちゃんいない方がいいんでしょう?」


陽菜が泣きそうな顔をして


「う、うん。ひなはおにいちゃんちらいだもん」


「うん。さ、下に行こうね」


「うん」


陽菜を抱いて下へ


晩ご飯の支度をしている間、陽菜は熊五郎とペン太郎と遊んでいる。