恭介さんの肩に頭をもたせかけ


「フフフ…」


「ん?」


「恭介さんの匂い」

「……」


首に鼻を擦り付けて


「私には一番いい匂いですよ」


「クククク…この匂いフェチ」


匂いフェチですか?私


「クククク…」


何だか嬉しそうに笑いながらビールを飲んでる。


何も話さず ただ静かな時間が流れる。


フフフ…


こんなのも幸せだな。


「ん?」


「あ、いえ。何か幸せだなって」


「ん」


耳元で


「奥様」


「はい?」


「愛してよろしいですか?」


「……」


「ん?」


逆の耳を指で…


「恭介さん…そんなこと聞かないで下さい」


「クククク…未だに恥ずかしがりやだな」


そ、そりゃいくつになっても恥ずかしいもんは恥ずかしいの。


ソファーから立ち上がり、手を差し出して


「ほら、行くぞ」


「片付けないと」


「明日でいいから」

私の手を引っ張り抱き寄せて