恭介さんと涼と陽菜がお風呂に入り


「さ、陽菜、寝んねしようね」


「うん。パパおやしゅみなしゃい」


チュッ!


頬っぺにキスをして涼と一緒に二階へ


「じゃあママ、おやすみなさい」


涼も自分の部屋へ


陽菜をベッドに入れて


「ママ」


「なあに?」


「いちゅこゆきおねえちゃんにあえるの」


「う~ん、いつかなぁ。ママにも分からないのよ」


「わからにゃいの」

「うん。だから陽菜、いつか会える日を楽しみに待ちましょうね」


「うん」


絵本を読み聞かせ


あら、何ページも読まないうちに寝ちゃった。


フフフ…


やっぱりはしゃぎ疲れたのね。


「ぐっすり眠ってね。お姫様」


陽菜、ママには貴女が姫なんだよ。