「ママ」 陽菜が抱きついて 「寂しいのね」 「ママ~」 あ~ぁ、泣き出しちゃった。 涼も珍しく恭介さんの手を握っているし。 「涼、また会えるさ。手紙書くんだろ」 「パパ」 「綺麗なお姉ちゃんが出来てよかったな」 「うん」 恭介さんに頭を撫でてもらい、ちょっとは元気に。 ホテルに戻り荷物を持ってチェックアウトをして駅へ