Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「涼、陽菜」


「はい」


涼が


「たくみおにいちゃん、こゆきおねえちゃん、ことみおねえちゃん、いちはなおねえちゃん、おばちゃん、ありがとございました」


みんなにお礼を


陽菜も


「あいがとござまちた」


真似してお礼を言ってる。


「ううん。涼君陽菜ちゃん、こちらこそありがとうな。うちものすご楽しかったんえ。うち一人っ子やさかい何か弟と妹が出来たみたいで…また来てな」


「うん。こゆきおねえちゃん」


「なんえ、涼君」


「りょうね、こゆきおねえちゃんのおとうとになる」


「えっ?」


「ひなもおととになる」


おととって魚に…って私ったら何を考えてんのよ。


「クククク…」


恭介さんが私を見て笑ってる。


私の考えたことバレたのね。


「陽菜は女の子だから弟じゃなく妹だ」


恭介さんに教えてもらい


「いもと。うん、ひなねこゆきおねえちゃんのいもとになる」


「フフフ…ありがとう。こんな可愛らしい弟と妹が出来て嬉しいわぁ」


「うん」


涼も陽菜もニコニコして小雪さんの傍に。