「ひなね、こゆきおねえちゃんといたいの」
陽菜を抱き寄せて
「うん、そうだね。陽菜楽しかったもんね」
「うん」
「だけどお家に帰らないとね。お祖父ちゃんやお祖母ちゃん、それに熊五郎とペン太郎も待ってるよ」
「くうとペン」
「うん。それに明日はまぁ君とかず君とプールに行くんでしょ?」
「まぁくんとかずくんとプール。うん、いく」
「じゃあ帰らないとね」
「う、うん」
「うん、陽菜はいい子ね」
「うん。ひなはいいこ」
ニカァと笑い自分の頭を撫でている。
「涼もな」
恭介さんに言われて
「はぁ~い」
陽菜が
「おにいちゃんもいいこ」
涼の頭を撫でている。
「やめろよ」
涼は真っ赤
「フフフ…「ハハハ…」」
みんなが大笑い。



