Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「涼君、陽菜ちゃんどうしたんえ」


小雪さんに声を掛けられて


「こゆき…おねえちゃん?」


「へぇ」


悪戯っぽく笑ってる。


「わぁ~おしめちゃまだぁ~」


陽菜が手を叩いて喜んでいる。


「藤倉さん、こちらはうちの友達の舞妓で市花(イチハナ)ちゃんどす」


もう一人の舞妓さんを紹介してくれる。


「市花どす。よろしゅうおたのもうします」


「こちらこそ宜しく」


市花さんは小雪さんより少し背が高く美人さん。


「涼君、陽菜ちゃん こんにちは」


「こんにちは」


「わぁ~おしめちゃまがたくさんいるね。イチ、ニイ、サン みっつもおしめちゃま」


「陽菜、お姫様は三つじゃなくて三人よ」


「あい。さんにんね」


「フフフ…可愛らしいわぁ~陽菜ちゃん、うちもお姫様にしてくれるん?」


小冨さんが陽菜に聞いている。


「あい。おおちいおしめちゃま」


「ハハハ…「フフフ…」」


みんなが笑いだした。