Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




部屋に戻って


「陽菜、今にも寝そうだな。風呂どうする?」


う~ん、陽菜は夕べも入ってないから


「さっと入れます」


「そうだな…と、涼もヤバそうだ」


ソファーに座りうつらうつらし始めてる。


「纏めて入るか?」


「えっ?」


「ん、四人一緒に入った方が手っ取り早いだろう。どちらかを待たせてたら寝ちまう」


「そ、そうですね」


仕方ないなぁ。


「涼、陽菜、風呂に入るぞ」


四人一緒に入って…


陽菜は髪を洗ってる途中に寝てしまった。


涼もだいぶ危ない。


急いで上がり何とかベッドに寝かせて



「はぁ~」


「お疲れさん。ん」


恭介さんが缶ビールを差し出してくれて


「ありがとうございます。いただきます」


一口飲み


「あ~美味しい」


「疲れたろう」


「大丈夫ですよ。舞妓さんと一緒に過ごすなんて貴重な体験が出来たし涼も陽菜も大喜びだったし」


「そうだな。だけど」


えっ?


恭介さんが笑ってる。


「涼も照れってのか恥ずかしいって感情が芽生えてきたんだな」


「フフフ…そうですね」


今までなら陽菜と同じく物怖じしないで積極的にいってたよね。


やっぱり小学生になると変わるのね。