Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「陽菜、晩に舞妓さんに会うんだから今の間にお昼寝しとこうね」


「うん」


今日は素直に同意してくれた。


「おにいちゃんもおしるね」


「え~」


「おにいちゃん」


涼の手を引いて


「しかたないなぁ」


二人ベッドに入り…二人ともに直ぐに寝た。


「何かワクワクしますね」


「お前は子どもか」


「……」


「フッ 膨れんな」


「膨れてません。あ、それより恭介さん」


「ん?」


「お座敷で舞妓さん見たことがあるんですか?」


「ん?あ、あぁ。こっちに出張して来た時の接待で来たことがある」


「ふ~ん、そうなんだ」


「ヤキモチですか?奥様」


「キャッ!」


抱き寄せられて


「妬きませんよ」


耳元で


「お前の舞妓姿も可愛かった」


「…あっ!あの写真」


高校の時に日舞の発表会で舞妓姿で踊ったのよね。


その写真を前に見せたことが。