Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




朝ご飯を済ませて部屋に戻り


「これからどうしますか?宵山はやっぱり晩に行く方がいいですよね」


「そうだな…嵐山にでも行くか?彼処なら川沿いだから暑さも少しはましかもしれん」


「そうですね」


嵐山、行きたかったんだよね。


ホテルを出て電車で嵐山へ


わぁ~人が多い。


涼も陽菜もキョロキョロしてる。


「ママ あれなあに?」


陽菜の指差す先には人力車


「昔の車だよ」


「へぇ~」


涼も感心してるし。


「恭介さん、どうしましょう?」


「そうだな、コイツ等に寺巡りってのもな」


「そうですよね」


「とにかく川に行くか」


「そうですね」


陽菜を抱いて


「パパ、ママ」


涼が


「どうした?」


「ふねにのりたい」

船?


あ~


川に屋形船が


「ひなものりたい」

「恭介さん」


「フッ お前も乗りたいんだろ」


「はい」


「分かった分かった」


恭介さんに引率されて…って私達は生徒みたい。