「お決まりですか?」
花屋さんのお姉さんがニッコリと
「『母の日』のプレゼント?」
「はい。あかいカーネーションを3ぼんとピンクのカーネーションを2ほんください」
「さい」
やっぱり真似してます。
「はい。赤を3本とピンクを2本ですね」
バケツから取り出して
「これでいいかな?」
「はい」
「あい」
「フフフ…仲良しなのね。じゃあ仲良しの二人にサービスね」
お姉さんはそう言って白い小さな花がいっぱいついてるのを取り出してカーネーションに混ぜてくれました。
それはまるでクリームソーダの泡みたいです。



