「ひな、ちょっと」 「なあに?おにいちゃん」 陽菜は声が大きいです。 僕は唇に指を当てて 「しっ!」 陽菜は声を小ちゃくして 「なあに?」 「いいからこっちに」 「うん」 陽菜を連れて二階の僕の部屋に。 「ひな」 「うん?」 「あしたのにちようびなんのひかしってる?」 「なんのひ?ひなのたんじょうび」 「それは3がつにすんだよ」 「もういっかいないの?」 「たんじょうびは1ねんにいっかいなの」 「ふ~ん、つまんないねぇ」 陽菜は何も知りません。 馬鹿じゃないとは思うんですが。