ガチャッ!
その時ドアが開いて恭介さんが。
隠そうとしたんだけどもう涼が吸い付いてる。
「ほぅ」
恭介さんがベッド脇に座り様子を見ている。
「き、恭介さん」
「ん?」
「そんなにまじまじ見ないで下さい」
「クッククク…自意識過剰」
いや、見てるじゃないですか。
涼が口を離して
「もう いい?」
「うん」
急いで服を直して
「涼、味はどうだった?」
恭介さん、そんなの聞かないで下さい。
「う~ん、ちょっとあまいかな」
「ふ~ん 甘いのか」
いや感心しないで下さい。
「でものんだことあるあじだよ」
「クッククク…そりゃ赤ん坊の時に飲んでたからな」
「そっか」
納得して
「おやすみなさい」
「はい、おやすみ」
涼の額にキスをして
「お前は風呂に入って来い。涼と陽菜は見てるから」
あら、珍しい。
「じゃあお願いしますね」
三人を置いてお風呂へ。



