Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「涼」


『パパ!もうかえってるの?りょうねひとりでおばあちゃんとこにきたんだよ』


「偉かったな。じゃあ帰りはパパが迎えに行くから」


『えっ?パパこないで!りょうひとりでかえれるもん』


「一人でか?」


『うん』


「じゃあ信号まで迎えに」


『だめ!りょうひとりでかえれるの。パパぜったいにむかえにこないで』


涼も強気ね。


「ん~分かった。じゃあ一人で帰って来い」


『うん』


「公園で遊ぶんじゃないぞ。真っ直ぐ帰って来るんだぞ」


『うん。こうえんであそばない。すぐにいえにかえる』


「ん。それから中々帰って来なかったら迎えに行く。約束出来るな」


『うん。だいじょうぶだよ。パパがむかえにくるまでにかえるよ』


「ん。じゃあパパ玄関で待ってるからな」


『うん。パパ』


「ん?」


『げんかんのまえからはなれちゃだめだよ。しんごうのとこなんかにきちゃぜったいだめだからね』


「分かった。じゃあ気をつけてな」


『うん』


電話を切って