「あ、それより恭介さん、何で」
まだ聞いてなかった。
「取引先に行ってそこから直帰」
「そうなんですか?涼が喜びます」
「涼だけ?お前は?」
何故か甘い声で
「そ、そりゃ嬉しいですよ」
「ホントに」
何故か…首筋に顔を埋めてる。
「恭介さん…何を」
「ん?陽菜におっぱい飲ませてんの見て…欲情した」
は、はぁ?
な、何を言ってんですか恭介さんは。
って
「駄目ですって」
「駄目じゃないし」
もう恭介さんこそ駄々っ子みたいなんだから。
ブラウスのボタンを外そうとした時に
RuRuRuRu
電話が!
「恭介さん、電話」
「出なくていい」
「お母さんからだと。涼のこと」
「チッ」
さすがに恭介さんも諦め



