「恭介さん、お風呂に入って下さい」
「ん。お前は?」
「涼を入れようと思ってたから。今日は止めときます」
なんだか疲れた。
「疲れてるだろ。入った方がいい。一緒に入ろ」
「えっ?い、いや、恭介さん」
「いいから」
私の手を引っ張ってお風呂場へ
恭介さんが背中を流してくれて
フフフ…慰めてくれてるんだね、ありがとう。
お風呂から上がり、二人して二階へ
涼の部屋を覗くと
「よく眠ってますね」
「ん。あどけない顔をしてる」
でも服のままでは。
「恭介さん、手伝って下さい」
「ん?」
「パジャマに着替えさせなきゃ」
「…あぁ」
恭介さんの手を借りて着替えをさせて
「お腹空かないかしら」
「ん~モニターのスイッチ入れとけ」
「そうですね」
涼も大きくなったのでモニターは切ってあった。
スイッチを入れて、涼の額にキスをして
「おやすみなさい」



