夕方にママと瑞穂おばちゃんと早苗ちゃんのママがお迎えに


「りょうちゃん、まぁくんバイバイ」


「さなえちゃんバイバイ。まぁくんもバイバイ」


「バァバァ」


早苗ちゃんとまぁ君とバイバイをしてママとお家へ。


あ、帰る道でケーキ屋さんでクリスマスケーキを買ってくれた。


サンタさんがトナカイのソリに乗ってる飾りがついてるケーキ


早く食べたいなぁ。


お家に帰ってママは晩御飯の支度を。


もちろん僕もお手伝いをする。


パパとの男と男の約束だもん、ママのお手伝いは。


「わぁ~ごちそうだね」


「フフフ…クリスマスだからね」


「うん」


今日はフライドチキンとサラダ、それにエビフライとフライドポテトにスープも。


僕の好きな物ばかりだから嬉しいなぁ。


ピンポーン


「あ、パパだ」


ママの手を引いてお出迎え。


「パパ、おかえりなしゃい」


「ただいま」


僕はパパにダイブして抱っこしてもらった。


ママのお腹が大きいからもう僕を抱っこしにくいんだって。


パパが「ママの代わりに抱っこしてやるから我慢な」って言ったから。


僕は少し寂しいんだけど我慢して、その分いっぱいパパに抱っこしてもらってるのにママったら


「涼はママよりパパがいいんだ」


なんていじけてる。


本当に子どもの心、親知らずなんだから。