「パパ~」


「ぱ~」


涼とまぁ君が各々パパにダイブ


リビングに行き


何とか入ったわね。


「お茶が入ったわよ。志織、お茶碗勝手に出したわよ」


「うん、ありがとう」


「おばあちゃん、りょうはジュースがいいの」


「フフフ…分かってるわよ。涼ちゃんとまぁ君にはジュースね」


リンゴジュースをもらい二人嬉しそうに飲んでいる。


それから皆でお夕飯を食べ今晩はお父さんとお母さんが泊まってくれる。


帰るのにちょっと遠いし、お父さんお酒飲んでるしね。


誠さんと瑞穂さんも今晩は藤倉の家に泊まることに。


「お兄ちゃん達も泊まっていって」


「ん、慎吾、泊まっていけ。タクシーで帰って明日また車を取りに来るのは二度でまだ」


「おじちゃん、おばちゃん、とまって、ね」


涼に言われたら


「うん、じゃあ泊めてくれるか涼?」


「うん」


涼は嬉しそうにまとわりついてる。


まぁ君も負けじと引っ付いて、お兄ちゃんは二人相手に格闘中。


そのうち、涼とまぁ君ははしゃぎすぎたのか眠った。


両お父さんと恭介さん、誠さん、お兄ちゃんは酒盛り中


どれだけ飲むのかしら?


11時過ぎに藤倉のお父さん達が帰ったんだけど、お父さんも誠さんも全く乱れてない。


恭介さんもお父さん、お兄ちゃんもだけど…ホントにどんだけ強いんだろう。


お父さんからお風呂に入ってもらい、まず涼を部屋に寝かせに。


涼を抱き上げようとしたら


「俺が連れて行くから」


恭介さんが抱き上げて二階へ―


涼のベッドには熊五郎とペン太郎がいつものようにいる。


そっとベッドに寝かせ


「おやすみ」