「アヒルちゃん、ないしょだからおしえて」


「あのね、ママのお腹の中にね涼ちゃんの弟か妹がいるんだよ」


「志織!」


恭介さんが驚いて…


「ママ、おなかにあかちゃん」


「うん、そうだよ」


涼の手を取ってお腹に当て


「ママ、おなかぺっちゃんこだよ」


「うん、まだ小さいけどね、来年涼が4歳になる頃に赤ちゃんがママのお腹から産まれるんだよ」


「志織、ほ、本当か?」


「はい。新しい家で子育てです」


今、恭介さんの実家から歩いて10分くらいの所に新居を建ててる。


10月には出来上がる予定。


「そうか。出来たか」


恭介さん


「ありがとな、志織」


涼がいるのに


チュッ!


唇にキスを落とした。


「わぁ~パパがチュウした。ママ、りょうもチュウする」


恭介さんを退かせ、私の首に手を回し



チュッ!


頬っぺたにキスをした。