ゥゥ…ゥン


誰かが胸を…


恭介さん…


ハッ!


涼が私の胸を触っていた。


「涼…」


小さな声で呼んでみるけど…


フフフ… よく寝てる。


その横の恭介さんも…よく寝てる。


私の寝顔に似てるって言うけど恭介さんに似てるよね。


フフフ…


涼も恭介さんに似ていい男になるわね。


でもパパみたいに女の子をとっかえひっかえしちゃ駄目よ。


「ゥゥ…ン ママ…」



寝言ですか。


涼の手はまだ胸に…


フフフ…パパに見つかったらヤキモチ妬くわよ。


涼と恭介さんの頬にキスをして


「おやすみなさい。素敵なクリスマスドリームを…」