「涼、保育園に行くよ」
「は~い」
恭介さんは一足先に会社へ
私は涼を保育園に送ってから。
車に乗って保育園へ
「じゃあママ」
「うん。今日もちゃんと先生の言う事を聞くんだよ」
「はい…あ、しゃなえちゃん、おはよう」
「りょうちゃん、おばちゃん、おはよう」
「早苗ちゃん、おはよう」
水野先輩と一人娘の早苗ちゃん。
涼より一歳半くらいお姉さんなので涼を可愛がってくれてる。
「じゃあ二人とも、いい子でね」
「は~い いってらっしゃ~い」
二人に見送られて
「あ、先輩」
「うん?」
「副社長のところ、22日に産まれました」
「産まれたの?よかったわね~ で、どっち?」
「男の子です。真実の真と人って書いて まなと君」
「真人君か、いい名前ね。副社長、大喜びでしょう」
「はい」
「フフフ…今日は楽しみ」
「ハハハ…そうですね」
先輩と会社へ



