Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




夕食を食べて


「涼、パパとお風呂入る?」


「うん。ママもいっしょにはいろ」


「えっ?」


「うん。こないだね、やくしょくしたでしょ?パパとママとりょうではいるって」


覚えてたのね。


「約束は守らなきゃいけないな、涼」
「うん」


はぁ~


そうきますか?


「志織」


「ママ」


この二人には勝てないわ。


「分かりました。入ります」


「ママ~」


飛び付いて来た。


…そんなに嬉しいの?


なら…いいか、一緒に入っても。



お風呂場で


「ママ」


涼の体と頭を先に洗って


「ママも洗うからね」


「志織」


「はい」


「背中洗ってくれ」


はい?


「早く」


ニヤニヤしてるし。


「パパ」


「ん?」


「りょうがあらってあげるね」


「へっ?」


「フフフ…涼が洗ってあげるの。パパ、よかったね」


「…あぁ」


涼に分からないように睨んでる。


涼はタオルを持って一生懸命恭介さんの背中を流してる。


「パパ、これでいい?」


「あぁ、上手いぞ涼」


「ママよりも?」


「あぁ、そうだな。ママよりも上手いぞ」


「ヘヘヘ…」


涼は得意満面。