お料理をダイニングに運び
「みなさん、お夕食ですよ。涼、手を洗おうね」
「うん」
手洗いをさせ、ダイニングへ
「わ~しゅごいごちしょうだねぇ」
お料理を見て驚いている。
「涼ちゃん、いっぱい食べてね」
「はい、あいがと」
恭介さんと私の間に座り
「じゃあ乾杯」
「乾杯」
「あら、志織ちゃん飲まないの?」
私も瑞穂さんと涼と同じようにジュース。
「はい。涼をお風呂に入れなきゃならないし」
「ママ」
「うん?」
「りょうね、パパとママとねおふろにはいりたいの」
またですか?
「ママとじゃ嫌なの?」
…うん?
恭介さんが睨んでる。
「いやじゃないけどねパパもいっしょがいいの」
恭介さんが、うんうん頷いてるし。
「じゃあパパと入ったら」
「だめ!パパとママとりょうで」
「志織、諦めろ」
「ハハハ…「フフフ…」」
みんな笑ってるし。
「フフフ…涼ちゃん」
「なあに、みじゅほおばちゃん?」
「パパとママとじゃなく、おばちゃんとママと涼ちゃんで入らない?」
「えっ、みじゅほおばちゃんとママと?うん、はいる」
「うん、そうしようね。と言うわけでお兄さん ごめんね」
「チッ!」
あらまぁ、舌打ちしてるし。
そんな恭介さんに
「パパ」
「ん?」
「あちた、いっしょにはいろうね、パパとママとりょうで」
「…そうだな」
涼に言われたら仕方ないわよねぇ~



