Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「さ、ゼリー食べようね」


「うん。いただきます」


「いただきます」


ゼリーを口いっぱいに頬張って


「おいしいね、おにいちゃん」


「うん。今日はケーキも食べられたしゼリーも。お赤飯に唐揚げやエビフライやコロッケも食べられたしいい日だな」


「うん。ほんとまいにちたんじょうびパーティーとちちのひだったらいいのに」


あらあら。 さすが食いしん坊さんの陽菜らしい言葉ね。


恭介さんも笑っている。


食べ終わって


「明日は学校も保育園もあるからもう寝なさいね」


時計は9時を示している。


「はぁ~い。おにいちゃん、はみがきしよ」


涼の腕を引っ張って洗面所へ。


「じゃあパパおやすみなさい」


「おやすみなさい」


チュッ!


陽菜がおやすみのキスをして二階へ。


涼の部屋の前で


「おにいちゃん、おやすみなさい」


チュッ!


涼は嫌がるんだけど強引に陽菜がキスをする。


涼も陽菜に泣かれたり駄々を捏ねられたりしたら嫌だから我慢している。


やっぱり陽菜は強いわ。