Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




陽菜が恭介さんのグラス、涼が私のグラスにビールを注いで自分達はお茶で


「パパ、いつもありがとう」


「ありがとう」


二人の音頭で『乾杯』を。


「ん、ありがとうな」


恭介さんも嬉しそう。


「さ、食べようね」


「うん。パパひなね、おてつだいしたんだよ。えびさんのからむいたの。エビフライたべて」


「ほぉ、凄いな。どれどれ…ん、美味い」


「でしょう」


何故か自信満々。


そんな陽菜を見て涼は笑っている。


「涼も陽菜もたくさん食べてね」


「うん」


「ひなたべてるよ」


フフフ… そうね。


この二人にこの言葉は要らないわよね。


なんたって食いしん坊さんなんだから。