「パパ」
「おっ!おかえり」
陽菜がソファーに座っていた恭介さんにダイビング。
「大と愛にプレゼント買えたか?」
「うん。あいちゃんにはピンクのうさぎさんでだいちゃんにはくるまだよ。それからね」
「陽菜!しー」
恭介さんのプレゼントまで話してしまいそうな陽菜を涼が慌てて止めている。
「あ、しーだった」
陽菜が唇に指をあててる。
「ん?何がしーなんだ?パパに教えてくれ」
「だめだよ。しーなんだから」
「よし、これでも言わないか」
「キャハハハ…パパくすぐったいよ。おにいちゃんたすけて~」
「よし。今助ける。パパ覚悟」
涼が恭介さんに飛びついてくすぐり出した。
「こ、こら、止めろ」
フフフ…
仲のいいこと。



