Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




う、う~ん 朝です。


ママはまだ夢の世界です。


ヘヘヘ…


陽菜が一番。


陽菜は誰よりも早起きさんなんだから。


お兄ちゃんも寝てるよね。


ベッドから起き上がり隣のベッドを見ると!


えっ?


な、なんで?


陽菜、もしかして夢を見てるのかな?


目を瞑って…


パチッ!


開けます。


や、やっぱり…


「マ、ママおきて」


「うう~ん」


「ママったら」


ママを揺さぶって


「陽菜もう起きたの?まだ早いわよ」


「ママたいへんだよ」


「えっ?」


「パ、パパが!おにいちゃんといっしょにねてるよ」


「フフフ…」


ママが陽菜を抱っこしてベッドから降りて


「陽菜、パパね夕べ遅くに来たんだよ。だからもうちょっと寝かせてあげようね」


えっ?


パパ夕べに来たの?


陽菜ぜんぜん知らなかったよ。


「おにいちゃん」


「うん、お兄ちゃんも知らないよ。起きたらびっくりするわね」


「うん」


お兄ちゃんのびっくりしたとこ見たいな。


フフフ…


面白い。


「陽菜お着替えする?」


「うん」


昨日がお気に入りのピンクのワンピースで今日は水色のワンピース。


だからリボンも水色だよ。


「ママ、ひなかわいい?」


「うん、可愛いわよ」


「ありがと」