陽菜とまぁ君はソファーから立って
「せんせい、おまわりさん、ゆうちゃん、ゆうちゃんママ、ごめんなさい」
「しぇんしぇい、おまわりしゃん、ゆうちゃん、ゆうちゃんママ、ごめんなしゃい」
ペコリ。
「あ、和」
和君もおばちゃんから降りて「ごめなしゃい、ごめなしゃい」 ペコリと。
「もういいわよ。もう。気づかなかった先生も悪いんだから」
能瀬先生と竹下先生がまた陽菜達三人を抱きしめて。
「せんせい」
まぁ君が竹下先生に抱き着いて泣き出した。
陽菜も和君も
「しぇんしぇ~」
「ウワァ~」
我慢していた涙がまた出てきた。



