Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「ねぇ、まぁくん」


「うん?」


「ほいくえんにかえるみち…わかる?」


陽菜はもう分かりません。


「う~ん、ぼくもわからない」


「じゃあ、どうしゅる?」


「だいじょうぶだよ。ちょっとやすんでさっききたみちにでてだれかにきこう」


「うん、しょうだね」


やっぱりまぁ君は頼りになるお兄ちゃんです。


「まぁくん、ごめんね」


「えっ?」


「ひながともえちゃんちにいきたいっていったから」


「なにいってんの。かずのためにいってくれたんじゃないか。かずはぼくのおとうとなんだから」


「でも」


陽菜が言わなかったら…


「もういいっこなしだよ。ね」


まぁ君がニコッと。


「まぁくん…うん」