「もう寝るか」
「そうですね。もしかしたら陽菜が今晩は起きるかも知れないし」
「だな」
恭介さんも分かっているのね。
後片付けをして歯磨きを済ませ二人二階へ。
涼の部屋を覗くと、ぐっすり眠っている。
涼も疲れたわね。
「おやすみなさい」
チュッ!
額にキスをして、私達の寝室へ。
陽菜もよく眠っている。
「このまま寝ていてくれたらいいんだけど」
「ま、起きたら起きた時のことだ」
「そうですね」
チュッ!
陽菜の額にキスをして
「おやすみなさい」
「志織」
「はい?」
チュッ!
私の唇に軽くキスをして
「お前も疲れてんだからよく寝ろよ」
「恭介さんも」
「ん」
「おやすみなさい」
「おやすみ」
陽菜を挟んで二人ベッドに身を横たえる。



