「陽菜、もう二度と保育園を勝手に出て行かないと約束出来るな?」


恭介さんに言われて


「うん。ひな、やくしょくできる」


「ん。ならいい。さ、もう寝なさい」


「うん。パパおやしゅみなしゃい」


チュッ!


恭介さんの頬っぺたにキスをして


「ん、おやすみ」


「ママ」


「はい?」


「ギュッして」


「フフフ…はいはい」


陽菜を抱きしめて


「おやすみなさい」


「おやしゅみなしゃい」


目を閉じて…


暫くしたら穏やかな寝息が聞こえてきた。


恭介さんと二人、そっとベッドを抜け出してリビングへ。