Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~



だけど…いない。


陽菜達大丈夫かしら?


川もあるし。


RuRuRuRu


「涼、見つかった?」


「ううん」


「そう。じゃあ保育園に戻り…い、い た!」


「えっ?ママ、いたの?どこ?」


「橋の下。涼、瑞穂さんと保育園に連絡して」


「わかった」


携帯を切って土手を降りる。


「陽菜、まぁ君、和君」


名前を呼びながら


「陽菜」


「あ、ママ」


「おばちゃん」


「おばたん」


「貴方達、こんなとこで何をしてるの?」


三人を抱きしめて


「よかった、無事で」


「真人~和~」


「ひな~まぁくん~かずくん~」


「ひなちゃ~ん」


瑞穂さんと涼達も走って来た。


「ママ」


「マ~マ~」


「もう!貴方達は何をやってんの?どんだけ心配したか!怪我はない?」


「ごめんなさい」


「ごめんなしゃい」


「ごめなしゃい」


三人とも泣き出した。