Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「陽菜ちゃん、起きたんか。はい、お茶」


台所に連れて行ったら女将さんから麦茶をもらい


「ありがと」


ゴクゴクとイッキ飲み。


喉が渇いてたのね。


コップを置いて


「わぁ~むかしばなしだ」


台所を見て嬉しそうに。


確かに絵本に出てくるような台所だわ。


「陽菜、邪魔しちゃ駄目よ」


「構しまへん」


女将さんが玄関から陽菜のサンダルを取ってきて


「履いてね」


「うん」


台所に立った陽菜は珍しげに『これなに?』って女将さんに質問攻め。


お女将さんも『これは…』と丁寧に答えて下さってる。


本当にすみません。