Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「陽菜ちゃんは見てますさかいにどっか行って来はったらどうどす?涼君は退屈どっしゃろ?」


女将さんに言われて


「う、うん」


涼はどこかへ行きたいのよね。


でも陽菜を置いてはいけないし。


いくら女将さんが見ていてくれるって言っても起きて私がいないと不安になるよね。


「恭介さん、涼と散歩してきたら?私は陽菜を見てるので」


「ん。涼、行くか?」


「うん。あ、こゆきおねえちゃんもいっしょに」


「そうだな。小雪さん案内してもらえますか?」


「へぇ」


フフフ…


陽菜に小雪さんを独占されてたから。


涼も小雪さんを独占したいのよね。


「じゃあ、志織 行って来る」


「いってきま~す」


「はい、いってらっしゃい。小雪さん お願いします」


「フフフ…はい」