わ~凄い!
テーブルには僕の好きなハンバーグ、サラダ、ちらし寿司、唐揚げ、エビフライ、おから、枝豆などいっぱい並んでる。
「涼は何から食べるんだ?」
「えっと、えっと、りょうね、ハンバーグ」
「ん」
パパがお皿にハンバーグとエビフライとトマトを取ってくれた。
みんなはビール、瑞穂おばちゃんと僕はお茶で
「乾杯」
をした。
みんな お喋りをしながらたくさん食べた。
「涼の浴衣、可愛いわね。どうしたの?」
「何とか縫いました」
「志織ちゃんが?」
「はい。私のは祖母が作ってくれたんですが、その時に教えてもらって…だから、縫い目が荒いんですけど」
「ううん。上手に縫えてるわよ」
ママは嬉しそうに
「ありがとうございます」
「お前が嬉しそうに顔すんな」
パパが誠おじちゃんに言われている。
「ば、馬鹿言うな」
パパ 少し赤くなってない?



