Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「あ~美味しかった」


お腹一杯。


「そりゃあんだけ食えばな」


「……」


一々一言多いんだから。


「まだ時間早いな」


腕時計を見ると9時過ぎ


「これから…ん?」


BuBuBuBu


恭介さんが携帯を取り出して


「瑞穂、どうした?」


電話は瑞穂さんから。


何かあったのかしら?


息を潜めて様子を伺ってると


「ん?…あ、あぁ。…涼か?瑞穂と誠の言うことをちゃんと聞くんだぞ。… ん。陽菜の面倒を頼むな。あ、あぁ。 …陽菜、あぁパパだ。いい子にしてる か?…ん。あ、ちょっと待て。志織、 陽菜だ」


恭介さんから携帯を受け取り


「陽菜、いい子にしてる?叔父ちゃん叔母ちゃんの言うことをよく聞いてね。涼と喧嘩しないでね。…うん、そうね。陽菜はいい子だもんね。はい、 おやすみなさい。明日の夕方にお迎えに行くからね」


携帯を切って


「『おやすみなさい』の電話だったんですね」


「だな。…ん?どうかしたか」


恭介さんに携帯を渡して


「えっ?どうもしてませんよ」


「ククク…涼と陽菜がちょっともお前を 恋しがってないから拍子抜けしたんだ ろ?」


「そ、そんなことありませんよ」


さすが鋭い。


よく分かったわね。


「ば~か。やせ我慢しても顔に書いてある」


「……」


「ククク…ハハハ…」


本当にもう!恭介さんったら。