Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




買い物を終えてお家へー


お昼ごはんを食べて、ママが


「涼、今日は夜にみんな来るから、今のうちにお昼寝しよう」


お昼寝?


「ママ、りょう ねむちゃくにゃいの」


「うんだけどね、今寝んねしとかないと花火の時に寝ちゃうよ。綺麗な花火見れないよ。それでもいい?」


今寝んねしないと花火見られないのかぁ。


「ママ、りょう ねんねしゅる」


「うん、涼はやっぱりいい子だね」


ママが抱っこしてくれた。


「うん、りょう いい子。パパ」


新聞を読んでたパパが


「ん?」


「パパもいっちょにねんねちよ。はにゃびみりゃれにゃいよ」


「……」


「ね、パパ」


ママはクスクス笑ってる。


「パパ」


「分かった、分かった。一緒に寝る」


「よかったね、涼」


パパがママを睨んで耳元で何か言った。


何を言ったか僕には分かんないけど、ママはまた真っ赤になった。


ホント、ママはよくタコさんになる。