Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「たらいま~」


「おかえりなさい。今日は何して遊んだの?」


ママが抱っこして、椅子に座らせてくれた。


パパも僕の横に座り、ママにコーヒーを貰う。


パパはコーヒーが好きなんだ。


一日にいっぱい飲むんだよ。


僕はミルクが好きなんだけどたくさんは飲まして貰えない。


パパはだからズルい。


「はい、涼にはお茶ね」


「あいがと」


お茶を飲みながら、公園で遊んだ話しをママにした。


ママはニコニコ話しを聞いてくれるんだ。


「じゃあ、買い出しに行くか」


「はい、そうですね。晩 ご馳走作らなきゃ。涼、何食べたい?」


僕?


う~ん 何がいいかな。


「ママ」


「うん?」


「りょうね、ハンバーグ」


「ハンバーグね、じゃあ、作るね」


「うん」


わ~い、ハンバーグ食べれるんだ。


「涼はハンバーグが好きだな」


「うん。らいしゅき。パパは」


「パパはな」


「うん」


ママを見て


「ママの作るもんなら何でも好きだ」


「き、恭介さん」


ママが真っ赤になった。


「ママ、たこしゃんみちゃいらよ」


「ハハハ…茹で蛸だな」


パパが笑ってる。


「ママ」


「はい?」


「りょうもママがちゅくるもんにゃらなんでもしゅき」


「フフフ…涼ありがとう」


ママは赤くはならなかったけど頬っぺたに


チュッ!


ってしてくれた。


パパにはチュウをしなかったから僕の勝ちだね。パパ!