それから数日後


陽菜の漣君熱はだいぶ醒めて恭介さんのご機嫌も直り私も一安心


だったんだけど


ある日バイク便が。


運悪く恭介さんが受け取って


「あら、何処からですか?」


私と陽菜は食事の支度中


リビングを見ると恭介さんが固まってる。


どうしたのかしら?


リビングに行き


「恭介さん」


「あ~ひなとれんくんだぁ~」


恭介さんの手にした写真を見て陽菜が嬉しそうに


「わぁ~ひなおひめしゃまみたい。ううん、およめしゃんみたいだ~ひなれんくんのおよめしゃん」


それを聞いた恭介さん


「ずぇっっったい駄目だ!!」


マジで叫んだ。


――





「パパうるしゃいよ。ひなおみみいたい」