Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




電話を切って


「パパなんでおおきなこえだしてたの?ひなおみみいたくなっちゃった」


耳を押さえてる。


「さぁね。きっとパパも陽菜にチュウしてほしかったんじゃないかしら」


「そうかな?じゃあパパがかえってきたらいっぱいチュウしゅるね。あっ! ママもパパにチュウしたらパパよろこぶよ」


「陽菜」


お風呂からあがった涼が隣でクスクス


「さ、陽菜ママ達もお風呂に入りましょうね」


「うん」


陽菜をお風呂に入れて二人を寝させて


明日帰って来たら…


陽菜はまた漣君のことを一部始終話すだろうし。


あ~また機嫌悪くなるのが目に見えてる。


明日は涼も練習休みだから何処かに遊びに行こうかしら。


陽菜の気を漣君から他に向けさせれば漣君の話をしないよね。


だけど…


何でこんなに気を遣わないといけないのかしら?


あ~可哀想な私。