Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




そこに漣君が


「こんにちは、陽菜ちゃん」


漣君もしゃがんで目線を陽菜に


「あ~れんくんだ~」


陽菜が大きな声で


「陽菜」


黙らそうとすると


「お母さん、大丈夫ですから」


「れんくん、かっこいいね」


またまた憧れの眼差し。


恭介さんいなくてよかったわ。


「かっこいいって言ってくれるんだ? ありがとう。陽菜ちゃんも凄く可愛い よ」


漣君がニコッと笑うと陽菜が顔を赤らめた。


やっぱりカリスマモデルだ。


「ひな かわいい?ありがと。だけどね」


「ん?」


「ひなはにばんめにかわいいの」


陽菜、また貴女は…


口を塞ごうとする前に


「二番目に可愛い?じゃあ一番は」


漣君それは聞かないで下さい。


「いちばんめにかわいいのはママなの。ひなのママはいちばんかわいいの。だからひなはにばんめなの」


みんなが私を…


あ~恥ずかしい。


私がそう教えてるみたいじゃない。


「ハハハ…ママが一番?」


「うん。ママはひなのほうがかわいいっていうんだけどね、ひなはママがかわいいとおもうの」


「そっか。じゃあ陽菜ちゃんもママも一番可愛いよ」


「ふたりともいちばん?うん」


嬉しそうに笑ってる。


「ママ、ひなもいちばん」


「う、うん。よかったわね」


「うん」


周りはみんな笑ってる。


私は…真っ赤。