Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「さ、陽菜行こうか?」


「うん」


陽菜は漣君に会えるとご機嫌さん。


髪をツインテールにして


ピンクのチュニックにデニムの半ズボンにピンクの小花のワンポイントがある白のソックスとピンクのスニーカー


「ママ」


「はい?」


「ひなかわいい?」


「うん、可愛いよ」


「れんくんかわいいっていってくれるかな」


「う、うん。きっと言ってくれるよ」


3歳にして確り女だわ。


ニッコリ笑って


「ママもかわいいよ」


「フフフ…ありがとう」


車に乗せてスタジオへ


タクシーを回すって言って下さったんだけど同じ都内なんだし。


そこまでしてもらっては申し訳ない。


約束の時間は11時


15分前に着いて受け付けに行くと即連絡を取ってくれて


「藤倉さん、今日は本当にすみません」


漣君のマネージャーの矢野さんが迎えに来てくれた。


「陽菜ちゃん こんにちは」


「こんにちは」


恥ずかしそうにご挨拶。


「写メより可愛いですね」


「あ、ありがとうございます」


一体どんな写メを瑞穂さん送ったのかしら。