Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「ね~パパ いいでしょう?」


「兄さん」


「恭介さん、瑞穂さんの顔を立ててあげて下さい。それに陽菜もこれだけ言ってるんだから」


「恭介、俺からも頼むわ」


誠さんも。


「恭介、私達も陽菜ちゃんの可愛らしい姿を見たいわ。ね、お父さん」


お母さんまで


「恭介」


最後にお父さん


「あ~分かった。陽菜、漣と写真撮ってもらえ」


みんなのお願い攻撃に恭介さんも仕方なく了承した。


「ありがと パパ」


陽菜が恭介さんに


チュッ!


「兄さん、ありがとう」


「あぁ。ただし」


「はい?」


「陽菜は保育園、志織は会社を休むのは認めん」


やっぱりね。


「うん、それは大丈夫。土曜日にしてくれるって」


「……」


最後の砦も破られたわね。


「何を笑ってるんだ?」


「えっ?」


わ~睨んでるよ。


「笑ってませんから」


「……」


「本当に本当ですって」


完全に八つ当たりだよ。