晩御飯を済ませ


いよいよ話を。


子ども達はリビングでテレビを見ている。


和室には恭介さん達男性陣がまだ飲んでいる。


ってか誠さんが恭介さんに飲ませているって感じ。


「兄さん」


「ん?」


「あのね、お願いがあるんだけど」


「何だ?どうせお前の頼みならろくなことじゃないだろうが」


「……」


瑞穂さん、こめかみがピクピクしてます。


「陽菜ちゃんなんだけどね」


「真人の嫁にはやらんぞ。一応従兄弟だしな」


「はぁ?何を言ってんの」


「こないだ真人が陽菜にプロポーズしてた。あ、和人もだ」


お父さん達…肩が震えてます。


誠さん、顔赤いです。