「陽菜、叔父ちゃんにもお酌をしてくれるか?」


「は~い」


「陽菜」


「なあにパパ」


「叔父さんにはしなくていい」


……





みんな恭介さんに注目


でも肝心の恭介さんは知らん顔でビールを飲んでるし


「パパ なんでおじちゃんにしちゃだめなの?」


陽菜が納得出来ないって顔で


「ん。叔父さんには和人がいるだろ。和人がヤキモチ妬く」


「ヤキモチ?かずくんおもちやいてない よ。ね~かずくん」


「うん」


陽菜と和人君が顔を見合わせてるし。


私達は…笑いを耐えるのに必死。


「かずくん、パパにビールはいしたげて」


涼が缶ビールを和人君に渡す。


「はい、パパじょうじょ」


「あ、ありがとうな和人」


誠さん…肩震えてる。


だけど…どんだけ独占欲強いのよ。


瑞穂さんと顔を見合わせて


はぁ~


と溜め息