夕方、涼が帰って来てみんなで藤倉の家へ
子ども達ははしゃいで…
瑞穂さんもご機嫌さんのようだけど私は…気が重い。
恭介さんがどう反応するか。
ピンポーン
「おばあちゃん」
「はい、いらっしゃい。もうパパ達来てるわよ」
「パパ?」
陽菜と真人君と和人君が嬉しそうに走っていった。
涼はもう小学生なんでさすがに抱き着いたりは卒業
「志織ちゃん」
「は、はい?」
「私が話すまで言わないでね」
「はい。瑞穂さんにお任せします」
「うん。志織ちゃんが先に言ったりしたらまたわけの分からないいちゃもんつけ そうだし」
確かに。
「じゃあ行こう」
「はい」
リビングに行き
「おかえりなさい」
陽菜が恭介さんの膝に。
誠さんの膝には和人君が。
真人君は涼にベッタリ。



