Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




ママのお部屋に入って


「どうしたの?何があるの?陽菜」


「ひなもわからないよ」


それは本当です。


いつもならおめかしをしたママをパパ は見ていたいのに。


ママが着替えを済ませ


「じゃあ下に降りましょうか。陽菜もお腹が空いたでしょ?何が食べた い?何を取ろうかな?お寿司?中華? それともピザかな? 」


「えっとね」


あ、カレーとサラダを作ってあるのは内緒だった。


「うん?陽菜」


お部屋を出ようとしたら


「あ、ひなちょっと」


お兄ちゃんが入って来ました。


「なあに?」


「いいから。あ、ママはゆっくりでいいからね」


陽菜の手を引っ張って下へ


「ちょっと涼」


ママが呼んでるけどお兄ちゃんは聞こえないふりです。