「遅い」
「遅くないですよ」
ベッドに近づくと、手を引っ張られ引きずり込まれた。
「恭介さん」
「ん?」
「さ、さっきの話しですが…」
「さっきの話し?」
また、Tシャツの裾から手を入れてる。
「恭介さん、話し」
「聞いてる」
ブラのホック外してるし。
「涼が『ママと寝ちゃ駄目』って」
「あぁ」
胸を触ってる。
「で、でも…涼は何も言いませんでしたよ」
Tシャツを脱がされた。
ニヤッと
「『ママと寝るなら熊五郎とぺン太郎は一緒に寝られないな。熊五郎とペン太郎はパパと寝るんだな』つったら『駄目、涼が熊五郎とペン太郎と寝るの。パパはママと寝て』って許可もらった」
「許可もらったって」
私…熊五郎とペン太郎に負けたのかしら。
何か…寂しい。



