「あ~疲れた。涼、お茶」
パパがソファーに座って、お兄ちゃんに命令しています。
パパは本当に大人なのかな?
「はい、パパ」
お兄ちゃんがコップにお茶を入れてパ パに。
それから陽菜とお兄ちゃんは買ってきた物を片付けます。
「おにいちゃん、カーネーション」
「うん。おみずにつけとかないと。 あ、ひな、ひなのちいさいバケツにおみずをはんぶんいれてきて」
小さいバケツ?
「うん」
お庭に行ってバケツにお水を入れて
「おにいちゃん」
「うん」
お兄ちゃんがカーネーションをバケツに入れて。
「これでよし。さ、おひるごはんにしよ」
「うん」
もうお昼ご飯の時間は過ぎてるから陽菜のお腹はペコリ。
テーブルのお皿におにぎりと卵焼きがあります。
お兄ちゃんがお味噌汁を温めて
「ひな、パパよんできて」
「うん」
ソファーに座って新聞を読んでいるパパに
「パパおひるごはんだよ」
「ん」
テーブルに着いて
お兄ちゃんがお味噌汁を
「はい、どうぞ」
「ん」
パパとお兄ちゃんが反対なような気がするのは陽菜の気のせい?



