Apasionado!3~俺様社長様の甘い誘惑~




「あ~疲れた。涼、お茶」


パパがソファーに座って、お兄ちゃんに命令しています。


パパは本当に大人なのかな?


「はい、パパ」


お兄ちゃんがコップにお茶を入れてパ パに。


それから陽菜とお兄ちゃんは買ってきた物を片付けます。


「おにいちゃん、カーネーション」


「うん。おみずにつけとかないと。 あ、ひな、ひなのちいさいバケツにおみずをはんぶんいれてきて」


小さいバケツ?


「うん」


お庭に行ってバケツにお水を入れて


「おにいちゃん」


「うん」


お兄ちゃんがカーネーションをバケツに入れて。


「これでよし。さ、おひるごはんにしよ」


「うん」


もうお昼ご飯の時間は過ぎてるから陽菜のお腹はペコリ。


テーブルのお皿におにぎりと卵焼きがあります。


お兄ちゃんがお味噌汁を温めて


「ひな、パパよんできて」


「うん」


ソファーに座って新聞を読んでいるパパに


「パパおひるごはんだよ」


「ん」


テーブルに着いて


お兄ちゃんがお味噌汁を


「はい、どうぞ」


「ん」


パパとお兄ちゃんが反対なような気がするのは陽菜の気のせい?