「もう寝るか」 「は、はい。片付けますから、先に行ってて下さい」 「ん」 恭介さんの膝から降りて 恭介さんが歯磨きを済ませ涼の部屋へ 「よく寝てる」 「そうですか」 「じゃあ、早く来いよ」 「はい」 ―― ― 後片付けを済ませ、涼の様子を見に行く。 あらあら、やっぱり私の子だわ。 寝相がよろしくない。 布団をかけベッドから落とされた熊五郎とペン太郎を横に置いてと。 額にキスして 「おやすみ。いい夢を見てね」 さてと、明日もお休みだから… 朝の支度はしなくていいし。 歯磨きをして寝室へ